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決算書作成のポイント（町内会の例）

一般会計と特別会計について

一般会計

 基本となる会計です。
団体のお金の出し入れは、一般会計から行われるのが基本です。

特別会計

 基本となる会計です。
団体のお金の出し入れは、一般会計から行われるのが基本です。

１．勘定科目
 「何に使ったか」を示す部分です。収入の場合、会費や補助金、支出の場合、事業費や消耗品費などです。

2．適用または備考
 勘定科目をより具体的に示す内容です。
消耗品費の場合、インク代、コピー代など、通信費なら切手代、はがき代などです。

3．比較増減（差異）
 例）予算額100,000 円　決算額90,000 円の場合
　　 決算額が予算額よりも10,000 円少なかったので、▲10,000 円と記載するのが一般的です。

4．前年度繰越金
 前年度から引き継がれたお金を指します。前年度の収支計算書の「次年度繰越金」と同額になります。

5．次年度繰越金
 前年度繰越金と今年度収入の合計から今年度支出の合計を引いた金額です。
来年度の予算収入の部へ前年度繰越金として計上します。

6．予備費
 予算を立てるときに、想定できない支出に使うお金で総費用の5 ～ 10％程度が一般的です。

7．監査報告の監事署名
 会計報告をする前に、監事が帳簿、通帳等を確認し、決算に誤りが無いか確認してもらいます（監査） 適切に処理されていれば、監事が著名します。

• 監査に必要な書類
• １．事業報告書
• ２．決算書
• ３．領収書
• ４．帳簿
• ５．通帳
• ６．次年度予算書
• ７．財産目録（備品リスト）
• ８．その他

財産目録

 備品を購入したら消耗品と分けて財産目録（備品リスト）に記入します。
備品については、年度末に実際にあるか確認します。 また、備品にはシールを貼るなどして団体の備品であることをわかるようにしておきます。 財産目録を作らなくても、備品リストは作成しておきましょう。

その他

 その他、固有の項目等がある場合には、前任者に内容を確認して適切な処理を行うこと