弊社の印刷はA4サイズの印刷であっても、端まできれいに印刷が出来るようにA4サイズ以上の大きな紙に印刷し、それをA4サイズに裁断しお客様に納品しています。そのためすべての商品において裁断作業が必ず必要になってくるため、裁断位置ギリギリのサイズでデータを制作されますと、印刷の微妙なズレや裁断位置のズレにより意図しない余白が出てしまいます。
このような仕上がりにならないように、裁断位置を決定するトンボ(トリムマーク)と塗り足しの設定を必ずお願いいたします。
また使用されたフォントが弊社コンピュータになかった場合、文字のアウトラインがとられていないとフォントが変換されて表示されてしまい、正しいフォントが表示されない場合がありますので入稿前にフォントのアウトラインも必ずお願いいたします。
塗り足しについて
仕上がりサイズの端まで塗りや画像をデザインされている場合は、仕上がりサイズよりも上下左右3mm程度外側まで塗りや画像を配置してください。塗り足しがない場合、裁断の際に意図しない余白が出来てしまう場合がございます。
必ず塗り足しをするようにお願いいたします。
トンボ(トリムマーク)について
トンボ(トリムマーク)とは、印刷物を制作する上で仕上がりの位置を指定したり、カラー印刷での見当合わせのために必要なもので、これにより仕上がりサイズが決定されます。
印刷・制作ミスを減らすためにもトンボ(トリムマーク)を必ず作成してください。
トンボ(トリムマーク)まで塗り足しの範囲を広げるとことをおすすめします。
文字のアウトライン化について
文字のアウトライン化をしないでデータを入稿した場合、フォントが別のものに変換されてしまう場合がございます。入稿前には必ず文字のアウトライン化をお願いいたします。
また文字をアウトライン化するとフォントはパスで構成されたオブジェクトに変換され、フォントの文字情報が破棄されます。また一度アウトライン化して保存したフォントは元に戻すことができませんので、アウトライン化した場合は必ず別名で保存して、アウトライン前とアウトライン後のデータを保管してください。