こんにちは、スタッフの古川恵一です。
今回のブログは、Tシャツがテーマではありません。
先日、高校生最速ピッチャーが県大会準決勝で、「肩を壊す恐れがある」という理由で
起用されずチームが負け、甲子園の切符をつかめなかったことで、監督の采配が話題になりました。
この判断に対して、皆さんはどう感じましたか?
「絶対に投げさせるべきだった!そのために、チームが一丸となってやってきたのだから」
という甲子園常連校の監督さんの意見
「甲子園で投げる雄姿を見たかった」という地元の人たちの意見
「あの判断は正しかった」というトレーナーの意見
など、賛否さまざまな意見がありました。
本人やチームメートからも「投げてほしかったけど監督判断だからしょうがない」という意見。
私的には、
今回は、監督の決断を支持したいです。
このような采配をした監督はほぼいなかったのではないでしょうか?
なぜなら、
甲子園を目指してチームを作ってきたから。
甲子園の切符が目の前にあるのに、
その可能性を自らの采配で下げたのだから
(彼が投げないと負けるということではないです)
あなたは、どう思いましたか?
人それぞれ、意見はあり、どちらが正しい、どちらが正しくないと
答えをひとつに求めることは出来ないとは思いますが・・・・
どちらかの意見はありますよね!
ここで大切なこと、それは・・・・・
これからの彼の生き方が準決勝での監督の采配に対する答えになると思います。
あの時投げたかった。
あの時投げていたら甲子園に行けたのに!
と後悔を口にするように生きていくのか?
あの時、ストップしてくれた監督がいたから今の自分がある。
甲子園に行けなかったし、チームメイトにとっても残念だったけど、その思いを力に変えて、やってきたから今がある!
と、感謝の言葉で人生を送っていくのか?
今の彼があるのは、後者的な野球人生を送ってきた結果だと思いますが、彼にとって今回は彼をさらに一回り大きく成長させる監督が与えた試練なのかもしれません。
松井秀喜も、甲子園で5打席連続敬遠で打たせてもらえませんでしたが、観客があれだけヤジを飛ばし、球場にモノを投げ込む仕打ちを見ながらも、腐らず、文句も言わず、黙々と野球に打ち込みました。
その結果、ジャイアンツで、そしてメジャーリーグでの活躍があったのだと思います。
彼の今後の活躍に注目していきます。
そして、チームメイトも同じです。
写真は、毎朝通勤の途中で見かける西蓮寺の掲示板です。
毎月、言葉が変わるのですが、いつも意味深~いフレーズが並びます。
7月はこの言葉が書かれていました。
「過去の判断を今に活かし未来を切り拓く」
そんな人生にしたいです。