こんにちは、スタッフの古川恵一です。
前回の記事はこちら、→僕がプリントTシャツをはじめた理由(わけ)
高校で始めたテニスが大好きになって・・・
大学では、テニスサークルに所属しました。
大きなサークルで全員で1年生から4年生までで100名くらい所属していました。
めでたく入会した1年生に与えられたはじめての仕事はサークルのトレーナーを制作することでした。
1年生がサークルのトレーナーを作るのはサークルの伝統だと言われました。
確かに、先輩方は、毎年の1年生が担当して作ったトレーナーを着ていました。
その日から、授業とテニスの練習の合間の時間は、誰彼となく学食のいつも集まる場所に集い、どんなデザインが良いか・・・・・皆で考えました。
当時はパソコンもないので、絵が得意な仲間が、皆の意見をまとめ、書き出してくれました。
出来上がったトレーナーを見て、皆で大喜び!
袖を通した時の何とも言えないうれしい気持ち
そして、皆で並んでみたら、うれしさ倍増!
背にプリントされたサークル名
この感動は忘れられません!
自分たちもサークルの一員になれたと実感しました。
そして、初対面の時からぎこちなかった1年生がいつのまにかとても仲良くなっていました。
イラストが得意な子、発想力がすごい子、おとなしい子、いろいろな人がいることがわかりました。
先輩方にいろんなことを聞いて、教えてもらいました。
業者との打ち合わせで社会と触れました。
集う場所ができました。
そこに行くと知っている人がいるという安心がありました。
今思うと、ひとつの仕事でいろんなことを教わりました。
皆で同じことをすることで、大学生活の不安が少しずつ取り除かれ、そこ(学食)に行くことが楽しみになっていました。
先輩方は、そんなことをわかっていて、1年生にトレーナーを作るという役割を与えたのかなと思います。
先輩方のやさしさを感じます。
そして、サークルライフににのめり込んでいきました。
続く・・・