以前、オリジナルTシャツの制作を担当させていただいたスポーツチームの子供たちに久しぶりに会う機会がありました。その子たちは、楽しくにぎやかにスポーツを楽しんでいました。当時制作したTシャツを着て・・・・・。
私は、「あのTシャツ、かなりくたびれたな」と内心感じていました。ボディの色も洗濯の繰り返しでそうとう色褪せていました。プリントも少し色が薄くなった感じでした。
納品したTシャツを着ている姿を見ることができるのは、とってもうれしいのですが、そこは消耗品であり、納品の時のきれいなTシャツではありませんでした。
その子に「Tシャツ着てるんだね。ありがとう。」と言うと
「はい、3シーズンめなんです!」と胸を張って嬉しそうに目を輝かせて言ってくれたのです。
私としては、納品したてのきれいなイメージでいたので、着古したTシャツを見て、なんだか申し訳ない気持ちもあったのですが、その子にとってはかけがえのない自慢のTシャツだったことがその言葉から伝わってきました。
着古しているってことは、そういうことなんだと!それだけ愛着を持って着てくれているんだということがわかりました。
たかがTシャツ、
されどTシャツ
今日納品するTシャツも、大切な1枚になることを願っています。