オーガニックはちみつを生産している養蜂場
今回ご紹介するお店は今年10月にリニューアルオープンした会津の養蜂場「松本養蜂総本場」です。
松本養蜂総本場は昭和16年(1941年)会津若松市で創業。3代目養蜂主・松本雄鳳が現在の礎を築き、ブナの木をシンボルに混成する天然林の山桜・栃・キハダ・栗など数十種類の樹木に咲く花々を主な
蜜源とした『会津型養蜂(東日本型養蜂)』を行っています。
2006年には国産で初めて有機はちみつとしての認証を取得。手つかずの蜜源での、有機認証基準に従って飼育したミツバチによる生産方法によって、2018年には、はちみつ品評会にて農林水産大臣賞(最高賞)を受賞しています。
お話を伺っていると、蜂蜜はビタミン・ミネラルなど約200種類以上の栄養素を含み、殺菌作用による咳止め、口内炎や口臭予防、整腸作用による便秘や下痢の症状改善、免疫力向上など多くのメリット
が期待できるようです。
また蜂蜜は、摂取後体内で消化・分解する必要がなく、短時間で体内に吸収されたエネルギーになるため(血糖値の急な上昇なし)、朝食を食べる時間がない人にもおすすめです。蜂蜜の種類によって風味や食べ方が異なるそうなので、自分に合ったものを選んでみるのもいいですね。
ちなみに色が薄いものはクセ(はちみつ独特の味)が弱く、色が濃くなるにつれて個性が強くなるため、初めての方には「はりえんじゅ」がおすすめとのことです。
松本養蜂総本場は10月に本店がリニューアルしました!
去年創業80周年を迎えた松本養蜂総本場の本店が、先月「Boutique del miele/ブティック・デルミエーレ」としてリニューアルオープンしました。
店舗名の”デルミエーレ”はイタリア語で”はちみつ”という意味。
セレクトショップには常時10種類以上の蜂蜜が並んでおり、お客様との対話からピッタリの一瓶をご提案してくれます。
またエントランスから直通で裏庭のビアガーデンに抜けることができ、来春以降、小中学生からご家族連れまで、どなたでもミツバチ観察を通してミツバチのことを知り、自然のこと、環境のこと、さら
には食べ物のことまで楽しく学べるのだとか。
リニューアルした松本養蜂総本場、ぜひ足を運んでみてください!